日本の大学進学率は50%以上となり、2人に1人が大学に進学している時代となりました。もちろん、女性の大学進学率も大幅にアップしています。大学を卒業した女性たちは、自分が希望した職種に就き、やりがいのある仕事を頑張っていることでしょう。しかし、そんな女性たちの就職に、変化がみられるようになりました。ここでは、大卒女性の就職と、その後の働き方、人生における葛藤などを考えてみたいと思います。
厚生労働省の調査では、大学生の2014年3月末時点での就職率は94.4%と発表がありました。これで、3年連続の改善となり、5年ぶりの高水準となります。多くの卒業生が、ちゃんと内定をもらい、4月から人生の新しいスタートを迎えていることでしょう。これは「大学を卒業しても就職できるとは限らない」といった印象を、覆す要因になると考えらます。このまま景気の回復が順調であれば、大学進学率も増加するかもしれません。続きを見る
アベノミクスで注目を浴びる、「女性の活躍」「女性の活用」ですが、政治的に政策が必要なほど、日本の女性は活躍していないのでしょうか?このことを考える資料として、大卒女性の就職率を調べてみました。すると、日本では、大学以上の学位を持っている男性の92%が就業していますが、同等の教育を修了した女性の就業は69%と低く、OECD平均の80%を大きく下回っていることが分かりました。なぜ日本の大卒女性は就職率が低いのでしょうか?続きを見る
自分が希望した職種に就き、やりがいのある仕事を頑張っている「バリキャリ女性」たち。仕事に生きがいを感じている彼女たちが、20代後半で直面する問題の一つが「子供をどうするか?」ということです。「子供はもたない」という選択をする女性がいる一方で、出産や子育てをしながらも自分のキャリア形成を行いたいと考える女性もいます。それでは実際に、高学歴で大企業に就職し、社会の一線で活躍した女性が、出産、育児休暇を取得した後、どんなライフコースを歩んでいるのかを考えます。続きを見る
ライフスタイルの変化とともに、現代の多くの女性は生涯働き続けたいと考えているようです。しかし、日本では、男女雇用機会均等法が改正され、育児・介護休業法の改正があってもなお、女性には働き続けることが困難な状況が続いていると思われます。そのことを伺わせるかのように、今までは高卒が占めていたような職種である「看護師」や「自衛隊」に、大卒女性が増加しているのです。また、未婚率の上昇も、この傾向に拍車をかけているようです。続きを見る
看護師として活躍する女性は比較的、高収入な傾向にあります。しかし、家族や自分のため、もっと収入を得たいという人も多くいるのでは。そんな方は、高給が期待できる医療機関へ転職するのもひとつの方法です。効率的に収入を増やせるうえ、頑張りをしっかりと評価してもらえるので仕事へのモチベーションも維持しやすいでしょう。続きはこちら
日本では、大卒の男性の92%が就業していますが、同等の教育を修了した女性の就業は69%と低く、OECD平均の80%を大きく下回っています。その理由はいろいろ考えられますが、日本の社会が男性中心社会から抜け出せていないことや、女性の大学進学の目的が将来の就職よりも、大学生活を楽しんで、将来の伴侶を見つけるという姿勢にもありそうです。続きはこちら
大学に進学するにはそれなりの費用がかかります。それを教育ローンや奨学金で補填していく人も非常に多いのですが、返済義務のない種類の奨学金以外はすべて将来返済していかなければいけません。特に奨学金は学生本人の将来の債務になりますので、よく考えてから利用するようにしましょう。続きはこちら